元原燃トップだった豊田正敏氏が、最近原子力委員会に提出した意見書の中で「十分な実証が確認されないまま実施主体の原燃に引き継がれ、著しい損害を被ったことは遺憾だ」と旧動燃からの技術移転の在り方を批判し、「ウラン濃縮施設、溶融炉とも欠陥商品。両設備について技術開発し、実用化を十分確認しなかった旧動燃に全責任がある。原燃は原子力機構に改修を要求すべきだ」などと強調していると書かれている。
さあ仲間内で責任のなすり合いが始まりました。記事を読むと、「原燃はラ・アーグで実績のある方法でガラス固化体を作ろうとしたけど、動燃が国産技術で作った溶融炉を使えっていうからそうしたんだけど、実はそれはちゃんとガラス固化体ができるかどうかを確認した技術じゃなかった。そんな欠陥商品を原燃に納入した動燃が全部悪い。原燃はだまされたんだ。だから動燃でウラン濃縮施設も溶融炉も直せ」っていう話なんでしょ。要するに原子力産業にいるやつらのいい加減さを暴露しちゃいましたね。っていうか、そんな欠陥品を使った工場をそのままにしておくなよ。住んでいるものにとっては、こういう危険な物質を扱う工場の機械が欠陥だったっていうことは重大事ですよ。
もう再処理は止めでしょ!
これは東奥日報の記事なので、まずは下の「東奥日報」をクリックし、開いた記事の下の「▼核燃・むつ小川原の関連記事を見る」をクリックして「最新情報」へ行って、そこから4月26日の記事『「十分な実証なく遺憾」/元原燃トップ原子力機構を批判』をクリックし、全文を読んで下さい。
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2009年4月27日
2009年4月25日
最近よく見る自然エネルギー記事
何となく最近「自然エネルギー」関係の記事が目につくように思いますが、これって気のせいじゃないよね。
今日のデーリー東北の「時評」も「自然エネ開発 政治主導で資源大国狙え」です。そう、日本は資源の乏しい国じゃないよね。それを活用するためのアイディアや意見、政策に乏しい国だと思うよ。
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今日のデーリー東北の「時評」も「自然エネ開発 政治主導で資源大国狙え」です。そう、日本は資源の乏しい国じゃないよね。それを活用するためのアイディアや意見、政策に乏しい国だと思うよ。
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2009年4月19日
2009年4月18日
高レベル最終処分場、公募案内青森県内にも送付
NUMOが高レベル放射性廃物最終処分場の公募案内を全国一斉に送付したらしい。もちろん「最終処分地にはしない」と確約をとった青森県の市町村にも送付した。まるでバカにしています。
ことごとく手を上げたり、上げそうになった市町村が撤回しているので焦っているのは確かでしょう。もうなりふり構わず来ましたよ!
みんな注意しろよ!
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ことごとく手を上げたり、上げそうになった市町村が撤回しているので焦っているのは確かでしょう。もうなりふり構わず来ましたよ!
みんな注意しろよ!
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2009年4月16日
再処理工場もできてないのにMOX?
日本原燃は再処理工場もできていないのに、MOX燃料工場の事業許可申請所の補正書を国に提出しようとしている。記事によると再処理工場などの耐震性再評価が「妥当」と判断されたのを受けたもので・・・とあるけど、もちろんその「妥当」にも異議ありだけど、それよりも肝心の再処理工場がちゃんとできてないじゃん。こうやってどんどんむやみやたらに進められていくのって怖いです。
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2009年4月13日
さびてる・・・
高レベル廃液漏れを起こしたガラス固化セル。今月7日、このセル内で機器に付着した廃液を洗浄するためのホースを装着したクレーンが故障して止まっている原因が発表されました。それによると、漏れた廃液が蒸発した際、それに含まれる硝酸の成分が機器に付着して「さび」が生じ、歯車に挟まったことが原因だということです。っていうことは、このガラス固化セル内で硝酸付着によるさびが生じている可能性がまだあるし、これからもさびが生じる可能性もあるということですか?使う前からさびてる・・・ひどい施設です。
デーリ東北にはこのほかに「レンガ先に欠落か/再処理工場トラブル」の記事もあります。
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東奥日報の記事は写真つきで解説しています。
全文は「▼核燃・むつ小川原関連記事を見る」をクリックして、「最新情報」から「再処理工場クレーン「さび」で動作不良」をクリックして下さい。
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2009年4月3日
規定違反やメチャクチャな作業
原子力安全・保安院があまりにもいい加減な原燃の危機管理に対して初の保安規定違反を発した。しかも原燃は今頃になっていろいろな問題を発表している。その一つに高レベル廃液漏れの洗浄作業中に、セルの壁を貫くプラグと壁のわずかな隙間に廃液を含む洗浄液がしみ込み、セル外で基準を上回る放射線が確認されたという発表がある。それに対して「基準値を大きく下回っていた。想定していた事象でもあり報告しなかった」という発言をしている。この意識こそが問題です。そしてもう1つ、溶融炉に攪拌棒を入れて白金属を押し出そうとしている作業の最中、攪拌棒が傾いているのを確認したのにも関わらず、さらに加重をかけて押し込んだという。たぶんこういういい加減な作業が日常的に行われているんでしょうね。こんな会社が再処理なんていう危険物質を扱う仕事をすべきじゃありません。
デーリー東北、東奥日報の4月3日の記事をお読みください。
デーリー東北「核燃料サイクル関連ニュース」←クリック
東奥日報「核燃・むつ小川原最新情報」←クリック
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