電事連が2010年度のプルトニウム利用計画を発表したが、その中に再処理工場で2010年度末までに取り出すプルトニウム約2.8トンの利用計画も公表している。しかし現時点までに取り出したプルトニウムは約2.3トン、じゃあ残りの0.5トンは何かといえば「工場が本格稼働する10月以降に約0.5トンを取り出す計画」とある。これは変な話だ、耐火れんがの回収さえ来月にずれ込み当初の計画からもう4カ月も遅れているというのに、10月の本格操業を前提にしている。またしても作業員へのプレッシャーではないだろうか。そして怖いのは本格稼働しないのにせん断だけ進めてしまうかもしれないということだ。そうなれば高レベル廃液がまた増える。
昨日の申し入れの際にそのことを尋ねたが、後日回答するということを言っていた。
16日には精製建屋内の漏えい検出装置が故障している。
ボロボロ再処理工場じゃないのか。
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