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上のpdfの報告によれば、ガラス固化建屋で漏れた高レベル廃液の量は、はっきりとはわからないとしながらも、何と最大で150ℓにも及んでいた可能性もあるとか…。
固化セル内の漏えい液受け皿集液ポット内に16ℓ、上のトレイに1ℓ、あわせて17ℓ・・・えっ!じゃああとの約130ℓはどうしちゃったの?
その分は蒸発したのだろうと報告書に書かれています。その蒸発した分は当然フィルターを通って排気筒から外に出たのでしょう。それでもなお「本事業に伴う放射性物質による環境及び人への影響はなかった。」と書かれています。無いわけないだろ!!
以下美浜の会の小山さんの報告を転載します。
・なぜ漏れたのか、その原因は不明
漏れた直接の原因はボルトの閉め方が弱かったためということです。
しかし、なぜその止め栓の付近にくるはずのない溶液が来たのかが問題。
これについては、廃液を送る圧縮空気の流量が通常より高くなっていたから。
(毎時20ℓが毎時65ℓに3.25倍)
・では、なぜ空気流量が高まったのか、その原因は不明とのこと。
・ところが、防止対策として「空気流量の変動防止」が書かれています。
原因もわからないのにどうして対策が打てるのか?
相変わらずだなー。
★「対策」よりも、漏洩原因をきちんと出すよう要求しましょう。