デーリー東北12月8日の時評・・・「むつ小川原開発 失敗の歴史、検証が必要」。
県が後押し・・・(というか一緒になってだと思うんだけど、)して進めた「クリスタルバレイ構想」、7月に経営が行き詰まった東北デバイスに続いて、この構想の中心企業AISが破産手続きをした。青森県も3億円以上助成している・・・って言うけど、3億円以上っていくらだ?これは県民の税金で賄われる。
これをけん引してきた蝦名副知事の責任は重い。核燃サイクルも積極的に進めたがっているのは、この蝦名副知事だ。これまでにも「むつ製鉄」に始まり幾度となく国策に振り回されてきた「むつ小川原開発」。なんかこの土地が化学工場を嫌っているんじゃないかと思えるほど・・・。風車が分別なく立ち並ぶ風景もちょっと不気味です。
開発40年目にしてこれです。
10年前の2000年には、東奥日報が1月から8月まで「巨大開発30年の決算~検証・むつ小川原~」として特集して連載していました。
今年のデーリー東北の「むつ小川原」関連の記事はここから読めます。
下北半島が海の幸そして酪農と花の半島だったらどんなに素敵でしょう。そしたら、お金かけて大々的に宣伝しなくても、新幹線に乗ってピースフルな人たちがほど良く来るでしょう。それが“青森らしさ”でしょ。