2008年12月16日

浜岡原発解体後の廃棄物六ヶ所へ

静岡にある浜岡原発1、2号機が廃炉の方向に進みそうです。
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「大きな古原発」なんていう歌がブームになっているなんていうニュースもあります。
大きな古原発←クリック
さて廃炉になるのはいいけど、放射能で汚染された原発を解体すればとうぜん放射性廃物が出てきます。原発から出る放射性廃物は全部低レベル放射性廃物のくくりの中に入れられています。たとえば制御棒や原子炉内構造物に関してもです。で、その低レベル放射性廃物をどう処分するか、という問題が当然出てきます。
そこで今日のデーリー東北のニュースです。
見出しはこうです。「浜岡原発廃炉検討 解体後の廃棄物六ヶ所へ」
そうです、また原子力発電をする事で生まれるゴミを六ヶ所に持ってこようとしているんです。青森県はゴミ箱じゃないぞ!
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そしてもう1つ気になるのが「クリアランス」という制度。これは原発を解体したあとに出る放射線量が0.01ミリシーベルト以下の放射性廃物は、普通の産業廃棄物や家庭から出る一般ゴミと同じように処分できる制度です。
これについては「グリーン・アクション」のホームページに[放射性廃棄物のスソ切り問題]というページがあるのでご覧下さい。