2011年3月30日

六ケ所全戸に再処理安全PRチラシ

日本原燃は4月に再処理工場の安全性に関するチラシを六ケ所全戸に配るという。
はぁ?漏らしの達人がまだ安全なんて言ってるのか!

東奥日報「六ケ所全戸に再処理安全PRチラシ」←クリック

デーリー東北「原燃 再処理工場安全性強調/推進求める声」←クリック

2011年3月28日

原子力政策争点に?青森県議選

4月10日に投票が実施される青森県議選。核施設が建ち並ぶ青森県なら、当然原子力を争点にしなくちゃおかしいでしょ。こんなことが起きているのに・・・。推進している候補者たちは必至でその話をはぐらかすでしょう。注意しましょう!
青森県では「青森県議会議員立候補予定者の考えを聴く会」で立候補者たちにアンケートを出しました。31日の各紙で発表が掲載されると思います。PEACE LANDのホームページでも公開します。投票の目安にしてください。

デーリー東北「原子力政策争点に?選挙戦に波紋」←クリック

2011年3月25日

津波対策の質問相次ぐ/原子力特別委@青森

「青森県議会は23日、県庁内で原子力・エネルギー対策特別委員会を開き、県内に原子力関連施設を立地、計画する5事業者から、東日本大震災に伴う施設の状況説明を受けた。委員から津波対策に関する質問が相次いだのに対し、事業者側は「過去のデータ、調査を踏まえ対応している」などと説明、安全性を強調した」とある、はぁ~・・・この場におよんでまだ安全だと・・・そして、「福島第1原発の事故を受けた県の対応について、蝦名武副知事は「国を呼んで特別委員会で議論することも大事だ。安全に関する県民への説明は国、事業者が中心になってもらう」と強調した」ともある。県民への説明は国、事業者はもちろんだけど、県だってしっかりやるべきだろう。また責任逃れか・・・!

デーリー東北「津波対策の質問相次ぐ/原子力特別委」
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そしてもっと驚くこと・・・なんと!!!この特別委員会に三村知事は出席しなかった。それに対して、県民クラブの古村さんは「知事が(原子力は)安全第一というのなら、今日出席して誠意を持って対応するのが妥当。欠席は残念だ」と知事の姿勢に疑問を投げかけた。はぁ~・・・三村申吾、どこまで無責任なんだ!!

東奥日報「県内原子力施設について知事自ら説明を/古村委員」←クリック

2011年3月24日

青森でもヨウ素131検出

青森県でも微量の放射性降下物、ヨウ素131が検出されたようです。

東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故に伴い、各都道府県の降下物(雨水、ちり)中に人工放射性核種(ヨウ素131、セシウム137)が検出されていますが、本県においても、3月23日~3月24日に青森市で採取した降下物(雨水、ちり)中にヨウ素131が1.5 Bq/m2(=1.5 MBq/km2)検出され、本日16時40分に文部科学省に報告しました。国によると、健康に影響を与えることはないとされています。また、本県の原子力施設による影響ではありません。
なお、3月22日9時~3月23日9時に各都道府県で採取された降下物においてヨウ素131が検出された値は、2.0~36,000 MBq/km2であり、本県の測定値はこれらより低い値でした。

八戸市議選候補者たちのひどさ

今日は八戸で「八戸市議会議員一般選挙立候補予定説明会」に行ってきました。と言っても僕が立候補しようということではなく、こんな状況の中で選挙をすることがいいのかどうかを、選挙管理委員会、また立候補予定者の方々にお聞きしたかったということで参加しました。説明会の最後に質疑があったので「自分としては今回こんな状況の中で選挙を実施することを非常に疑問に思います。おそらく立候補を予定している方々の中にも同じような気持ちの方がいると思うので、お聞きしたい。八戸ははじめ総務省に対して今回の選挙の実施は無理だと返事をされたそうですが、その後の総務省からの問い合わせで、結局実施することになったそうですが、その経緯をお聞かせください」それに対して「統一地方選挙は4年に1回、3月1日から5月31日まで任期のある議員の選挙が、国の特例法によって日にちが定められるものです。震災前は県議選は4月10日、市議選は4月24日ということに法律で持って定められたものでございます。その後今の地震、津波の甚大な被害があったわけなんですが、最終的に総務省の方で選挙を延期できる地域を指定したものでございます。今回は青森県がその指定から外れたものですので、自動的に特例によって、法律によって、予定通り選挙を実施することになったものです」という返事。そしてもう1度「八戸が最初実施できないということを言ったあとで総務省の方からの問い泡汗に実施できると変更した経緯をお聞かせください」の問いに「私どもの方では状況、まあ困難であるということだけをお伝えしていました。それ以上のことは全く市の方では関与していない、ということでございます」という答え。もう1度質問しようと思ったら「よろしいでしょうか」という確認に、会場はまるで余計な質問をするなと言うかのように「いい、いい~!」「はい、はい」などと茶化すような声・・・あ~ぁ、こいつら終わってる。もちろん投票へは行くけど「該当者なし」です。
こんな人たちが八戸の行く末を左右するんだ・・・どうにかしたい!!
それにしても会場に入った途端オヤジたちの脂臭さ・・・参りました。

2011年3月23日

こんな時に選挙?

青森県はこんな時にもかかわらず、予定通り県議選、八戸市議選を実施するという。他県に比べれば被災者の数は少ないといえども、まだ市民の心は平常ではなく、精神面でも生活面でも落ち着いてものを考える状況ではない。八戸市選挙管理委員会、青森県選挙管理委員会、総務省、どこへ電話をかけても「総務省が…」「県が・・・」ということで、対応がたらいまわしだ。あまりにも非常識だ!おかしいと思う方はそれぞれの選挙管理委員会や総務省に問い合わせてみてはどうだろう。今回の原発事故での原子力安全・不安院の対応と同じように、あいまいな返事が返ってくるだけです。もうこの国の構造自体がおかしい!!(まあそれは前からわかっていたことだが…ここにきて露わになった。みんなでどうにかしよう!)
ちなみに選挙管理委員会には下記のような文章が総務省から送られてきたそうです。

「平成23年統一地方選挙の期日においては、選挙の適正な執行が極めて困難な状況にあると認められる市町村について指定することにより、当該市町村及び当該市町村の区域を包括する県の議会、または長の統一地方選挙の期日を延期するものです。」

僕は、東日本はどこの市町村も極めて困難な状況であると思う。まるで対応がきめ細かではない!

青森選挙管理委員会事務局:017-734-9076
八戸市選挙管理委員会:0178-43-2111(選挙管理委員会へつないでもらってください)
総務省:03-5253-5573
総務省へのご意見・ご提案


デーリー東北「青森県内は予定通り実施/統一地方選」
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2011年3月18日

東通原発、大間原発、中間貯蔵施設、一時工事中断

福島原発の事故を受け、青森県内で建設中の東通原発、大間原発、中間貯蔵施設の建設が一時中断になりました。僕らはこれをこのまま「建設凍結」へ持って行きましょう。これは今を生きる僕らの責任です。

デーリー東北「原子力施設に余波/東通1号機工事中断」←クリック

東奥日報「東通原発工事を当面凍結/東電」←クリック

東奥日報「大間原発も工事休止/電源開発」
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2011年3月5日

ガラス固化体まともなやつは半分以下

4日の青森県議会で、古村一雄議員の質問に名古屋淳・県環境生活部長がこたえたもので、これまで製造されたガラス固化体の具体的な内容が明らかになるのは初めて。それによると117本製造したうち、通常の固化体は54本で、残りは「逸脱」「非定常」に該当するという。オイオイ、まともなのは半分以下じゃん。普通の工場でいったら不良品だろ。こんな状態でまたB溶融炉に放射性廃液を流し込むのか?国もよく許可する。先日の「第2回六ラプサミット」でも技術面のことが話し合われたけど、ホントにこの工場やばいぜ!

東奥日報「117本中「通常」は54本、残りは「逸脱・非定常」/固化体」←クリック

2011年3月4日

青森県クリスタルバレイ破綻のあとに

以前このブログでもお伝えした「クリスタルバレイ構想」の破たんで、破産申請告したAISが利用していた県の「オーダーメイド型貸工場」を民間企業に再貸与する話が進んでいたが、この施設利用の引受先として、「六ヶ所村ラプソディー]にも登場した六ケ所村会議員でもある岡山勝廣氏が会長を務める「岡山建設」の関連会社「相和物産」との間で調整しているというニュースが、3月4日付の東奥日報に掲載されている。この貸工場をめぐっては、2010年度一般会計補正予算案に、29億円もの無利子貸付金が計上されている。しかも県は現在も、貸工場を利用する会社名や浮上の経緯、事業見通しなどを公式には説明していない。そして「クリスタルバレイ構想」を強引にけん引してきた蝦名副知事と岡山会長の密接な関係を指摘する声も上がっている。
東奥日報は最近全文を読むことができなくなってしまいましたが、一部だけでもお読みください。

東奥日報「<解説>多額の県税投入に疑問/AIS破綻問題」←クリック

東奥日報「相和物産会長と副知事の緊密な関係指摘する声 」←クリック

東奥日報「相和物産がAISの事業引き継ぎへ」←クリック

東奥日報「知事、クリバレ検証結果を報告」←クリック

デーリー東北「クリスタルバレイ破綻「誠に遺憾」と知事」←クリック

デーリー東北「六ケ所貸工場で相和物産が会見」←クリック

デーリー東北「クリスタルバレイの反省は生かされたか」←クリック

2011年3月1日

高レベル貯蔵施設増設完成4月に延期/原燃

高レベル放射性廃棄物貯蔵施設増設貯蔵建屋…って早口言葉みたいだけど、この完成が2月から4月に延期、って2月末に発表するんだ。同じ日に「国へ廃棄物管理施設工事計画変更を届け出た」ってあるけど、そんなんでいいんだ。核仕事はなんだか僕らの常識とまるで違うところで動いているんだね。だったら高レベル放射性廃棄物超長期貯蔵施設ってこともありかもね・・・。

デーリー東北「高レベル貯蔵施設増設完成4月に延期/原燃」
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