海外返還放射性廃棄物 ２題

このところ青森県の新聞は「海外返還放射性廃棄物」の記事でにぎわっている。今日もデーリー東北には2つの関連記事が載っていた。１つは「方法、振興策なお異論/県議会特別委」。自民党は見返りとしての地域振興策に異論がくすぶり、民主党は廃棄物の受け入れには賛成としながらも、県民が納得するにはまだ議論が必要としている。反対する共産、社民、県民クラブの中で、先日の「大間Meeting」にも遠いところ足を運んでくださった古村一雄県議が「受け入れ前提の儀式的な議論ではなく、県はもっと時間をかけて検討すべきだ」とまともな意見を訴えている。もう1つの記事は「返還廃棄物受け入れ是非 知事来月にも判断」。三村知事は受け入れ判断の基準に関して、「総合的に判断していく」といつもと同じ言葉しか口にしない。総合的な判断て何だ？

この日記を読んでいる都会の方たち、お願いです、核のゴミの問題・・・真剣に考えてください。っていうか一緒に考えたいです。

デーリー東北「方法、振興策なお異論/県議会特別委」←クリック

デーリー東北「返還廃棄物受け入れ是非 知事来月にも判断」←クリック

再処理工場10月の完成見直し 工程長期化

なに今頃言ってんの？って感じだけど、それにしても中断していたA系統は後回しにしてB系統で試験再開…とか、東海村の試験施設で試験を実施するっていうのもふざけてる。

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結局はお金

イギリス、フランスから返還される放射性廃棄物の六ヶ所への受け入れに関して、古川六ケ所村長は直嶋経済産業省大臣あてに、地域振興策の拡充を求める要望書を提出したそうだ。別の記事で｢安全性担保できる｣っていうのもあるけど、そんなことより結局はお金じゃない。こんなお金をいつまでも当てにしていて、「長期発展対策交付金」なんていうのもあるんだね・・・あ～ぁ本当に悲しくなっちゃいます。

デーリー東北「六ケ所村長、振興策拡充求め経産省に要望書」←クリック

デーリー東北「海外返還廃棄物で古川村長｢安全性担保できる」←クリック

都会の人も考えて・・・核のゴミ

２３日から２６日まで青森県内で海外からの返還放射性廃棄物の県民説明会が行われた。２６日の県民説明会には初めて三村申吾知事が出席（これも県民をばかにした話です）、４日間６地区の参加者は延べ１０００人と言うけど、ほとんどが動員されて来た人たちではないだろうか。
いつもそうだが、１週間前に開催を発表して、１日２か所を回る強行スケジュールに一般の県民がどれだけ参加できるのか。最後の２６日の説明会では発言した２０人のうち、六ヶ所村からの参加者が６人、それも全員が受け入れ賛成ときたもんだ・・・そんなに「核のゴミの村」のしたいのか。これをご覧の都会の方々、どうぞ都会で使った電気のゴミは最後まで責任を持って自分のところでどうにかしてください。ちゃんと保管すれば安全だって言ってます。

デーリー東北「返還廃棄物 県民説明会が終了」←クリック

核燃マネー中毒患者 つぎのブツは…

青森県はまだ懲りずにっていうか、やけっぱちっていうか、重症核燃マネー中毒患者の道を突き進んでいます。もうもうろうとしちゃって何やってるか分かんないんでしょ。
次のブツは「返還放射性廃物」。イギリスからの放射性廃物は弱～いのたくさんよりキッツ～いやつで、っていうことで高レベルのガラス固化に交換しちゃうんだって。

デーリー東北「返還廃棄物受け入れ 県の検討手続き着々」←クリック

県民説明会

イギリス、フランスから返還される放射性廃棄物の六ヶ所村への受け入れに伴い、青森県、電事連、原燃が県民対象の説明会を開く。…とここまではいいが、またしても開催１週間前の発表。しかも１日に２か所を回る強行スケジュール。僕らは「MAGROCK」の真っ最中。会場はたぶん関係者と動員された建設業者や何とか婦人部の方々で埋め尽くされるのだろう。そして、説明責任は果たした・・・ということになるのだろう。ここで１句。「こんなこと　いつまで続ける　原子力」
都会の人たち、お願いです。自分たちで使った電気のゴミは、自分たちで保管してください。


デーリー東北「海外返還廃棄物で２３日から県民対象の説明会」←クリック

対策の不十分さ露呈 別系統で試験再開へ

ひさびさの投稿です。
再処理工場の溶融炉からはレンガも回収され試験が再開されようとしていますが、A系統の「オンボ炉くん」は後回しにして、B系統の「マッタ炉くん」から試験に入るという・・・どっちでも同じだと思うけど、これで両方の炉を汚しちゃうんだね。
今日のデーリー東北にはこのことに関する記事が２つ載っていました。タイトルいいね～！

デーリー東北「対策の不十分さ露呈 失敗許されない試験再開」←クリック
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