2010年10月29日

MOX工場の建設に着手

日本原燃は10月28日六ヶ所村の同社敷地内で、MOX燃料加工工場の建設に着手した。
再処理工場だってどうなるかわからないし、プルサーマルだって目標を達成していないのに、1900億円をかけて建設されるという。お金の出どころは電気料金と税金・・・。

デーリー東北「MOX工場の建設に着手 16年3月完工予定」
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2010年10月28日

お土産は青森リンゴ

COP10の夕食会で、各国首脳へのお土産に青森の絵入りリンゴが配られたということですが・・・そんな話題よりも、会議の中身はどうなっているんだろう?
COP10の開催とともに行われた、中国電力の上関原発埋め立て行動は、ホスト国日本の恥をさらしてしまったんだぞ!会場周辺ではホット・スポッターズ・ミーティングのメンバーが今日もアピールをしている。そんなことはまるでニュースにならない。これっておかしいでしょ!!

毎日jp「お土産は「絵入りリンゴ」…COP10の夕食会」
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2010年10月18日

東通原発の運転を3カ月延長

東北電力は東通原発の運転を、これまでの13カ月以内から3カ月延長して16カ月の運転ができるように、国に対し保全計画の変更を申請するということだ。こうやって場合によっては24カ月まで延長できるらしい。そして、これは何なんだろう「新検査制度の適用に伴い、保安規定変更認可を申請した年度または翌年度から、電源立地地域対策交付金が年間2千万円、県と村にそれぞれ5年間交付される。」・・・延期を認めた県と村に金をばらまく・・・ここでも金か!で、それは危険だ!ってことでしょう。

デーリー東北「東通原発1号機連続運転3カ月延長」←クリック

2010年10月13日

2年延期を村に報告

日本原燃は12日、六ケ所村議会議員全員協議会で、同村の使用済み核燃料再処理工場の完成2年延期を報告。この中で原燃は、『茨城県東海村の模擬施設で得られた実験データを挙げ、「7カ月の試験で、自信を持って溶融炉内の挙動を説明できるようになった」とし、「延期を繰り返さない方策も織り込み、工程には余裕を持たせた」と理解を求めた。』とあるけど、けっきょくは模擬施設での実験じゃない。今までだって同じようなことをやってるんじゃないの?
そして、「高レベル放射性廃物最終処分場」に関して次のような発言をしている。
「具体的には申し上げられないが、複数の地域から問い合わせがある」

デーリー東北「原燃、完成2年延期を村議会に報告」
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2010年10月1日

結局何でも許可する

再処理工場の試験再開に向け、日本原燃は溶融炉内の温度計を追加設置することで原子力安全・保安院へ申請を出し、30日には申請が許可された。
A溶融炉がだめだからB溶融炉でというのも、今回の温度計を2点から7点に増やすというのも、問題の本質にはまるでふれずに許可を出す。こんなやり方続けていったらそのうち大変なことが起きるんじゃないの。とにかく、この国の原子力に対する考えは一貫性がなく、誰も責任をとらなくて済むような方向にしか動かない。おかしい!!

デーリー東北「温度計設置 国が認可 年度内の試験再開目指す」
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