2009年5月31日

点検 三村県政

デーリー東北で2期目の折り返しを迎える「三村県政」を点検する特集が組まれています。2日目の今日は「原子力 繰り返す形式的な確認」というテーマで記 事が書かれています。これを読むと知事がいかに主体性を持っていないかが理解できます。こんなことをやっていたら国や事業者の言いなりです。
青森県民も次期選挙はちゃんと考えて投票しないと・・・。
それにしても情けない!!

点検 三村県政

2009年5月29日

ガラス固化 5本立て

昨日の「再処理工場8月完工 厳しい」に引き続き、東奥日報に3本、デーリー東北に2本の記事。「ガラス固化技術研究評価委員会」なんてわけわかんない委員会や、「次世代炉」に140億円かけるとか・・・このうち国が半分の70億円を補助するって・・・これ税金だろ!!
金を湯水のように使ってのこのいい加減な計画。とにかく全部読んでみて下さい。

東奥日報
「試運転終了めど立たず/再処理」
「炉の設計変更認可/保安院」
「原燃、外部有識者で評価委/ガラス固化に助言」

デーリー東北
「再処理工場「8月完成は困難」原燃見通し」
「落下レンガ改修着手へ/溶融炉トラブルで原燃」

2009年5月28日

再処理工場8月完工「厳しい」

日本原燃の兒島社長が「再処理工場の8月完工はたいへん厳しい状況にある」と語り、延期するということをようやく口に出した。そして「将来を『どのくらい』とか判断する状況にない」とも言っている。
そりゃ今更って感じだけど、当分は無理ってことでしょ。
もうそろそろ誰かが引導を渡した方がいいんじゃないの。さあみんなでそのお膳立てをしましょう。下の東奥日報「最新情報」をクリックし、下の方の「ニュース」の『再処理工場8月完工「厳しい」』をクリックして下さい。

東奥日報「最新情報」

2009年5月26日

高レベル廃液の利用研究?

今、再処理工場で四苦八苦している高レベル廃液。今度はその高レベル廃液を有効利用しよう、なんて話が出て来た。
近づけば2〜3秒で即死するっていう超危険な物質を何でそんなにいじくり回す!!
それをやることでますます放射能が日常に入り込んで来るだろうし、被曝する人も増えてくるんだろう。
こいつらの笑いの裏にあるのは何だ!!
特に三村申吾青森県知事、その満面の笑みはヤバいぞ!









2社の記事を読み比べて下さい。また計画性も何の根拠ない、目先の方策だって思えます。

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東奥日報の記事は下の「東奥日報」をクリックして、出て来た「最新情報」の「ニュース」から「高レベル廃棄物の利用技術研究(2009.5.25)」をクリックして下さい。

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2009年5月19日

安全装置が劣化!

この前に記事にある「再処理工場ボイラー停止」で、15日に原燃は「LPガス供給管の安全装置が経年劣化し、警報が作動する数値がずれたことなどが原因」と発表。
それなら「安全装置」の劣化を警告する「安全装置」が必要だってこと?
毎年1回安全装置と減圧弁の設定値を確認しているけど、今年の1月には正常だった・・・っていうけど、これまでの諸々の対応を考えると信用できない!

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2009年5月9日

続々故障の再処理工場

今度は前処理建屋にある安全蒸気ボイラーの一台が、故障警報が出て自動停止。続々故障!だから早いとこ止めようぜ!!

 同ボイラー(円筒形、直径約二メートル、長さ約三メートル)は、工場内で高レベル放射性廃液などが床に漏れた際に、液を回収するスチームジェットポンプに蒸気を送るためにあるが、もう一台のボイラーが健全なため、安全上の問題はないとしている。

 安全蒸気ボイラーは、一般ボイラーがすべて停止した場合など、主に緊急時のバックアップ用として使用。月一回の頻度で作動確認を行っている。

 原燃によると、七日午前九時半すぎ、確認のため二台のうちの一台を起動したところ、間もなく燃料であるLPガスの供給圧力が規定値より高いことを示す警報が出た。警報の原因は不明。

 一月に起きたガラス固化建屋での高レベル廃液漏れでは、廃液回収に一般ボイラーの蒸気を使用した。

 その後の機器洗浄に使った水の回収では、安全蒸気ボイラーを使ったこともあるという。

2009年5月8日

社員にメール送信

「絶対に安全性を劣化させない、と国民に約束してほしい」−。四月三十日、兒島社長は全社員へ「社長安全最優先宣言」と題したメールを送信した。
こんな大事なことをメール送信で済ませるなんて・・・この社長、大丈夫か?

しかも、記事に『定例記者会見で「完工への日程をめぐる議論が結果として現場への重圧になっていた」と自省してみせたが、今年八月を予定する完工時期については「今は一つ一つ工程を積み上げている段階。完工時期の変更を検討する段階に至っていない」と繰り返した。

 原子力資料情報室の澤井正子さんは「八月の完工は現実的に無理なのに、(会見で)無理と言わないことこそが社員への重圧になっている。裏付けのない日程を示すのは無責任だ」と厳しく指摘する。』とある。その通り!
何の再発防止策にもなってないじゃないか。

東奥日報の記事の全文を読むには、下の「東奥日報」をクリックし、出て来た記事の下にある「▼核燃・むつ小川原の関連記事を見る」をクリック、「最新情 報」のページから「<取材ノート>「負の連鎖」断てるか/原燃がトラブル再発防止策(2009.5.8)」をクリックして下さい。

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2009年5月5日

四つどこじゃないハードル

デーリー東北に『再処理工場 トラブル続き「四つのハードル」』というタイトルで記事が掲載されました。
核燃料サイクルを巡ってはハードル四つどこじゃないけど・・・
再処理工場は今月中の試験再開を目指していたけど、絶対無理じゃん!!

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で、その遅れを取り戻そうとして「トラブル多発の中でスケジュールの遅れを取り戻そうと焦りが生じ、漏えいを避ける組織的検討が不足した」と分析、発表している。
結局スケジュールを優先させているんでしょ。っていうか元原燃社長が「溶融炉は欠陥品」って言ってるじゃない。

東奥日報
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で、焦った現原燃社長、「課題はあるが、溶融炉は欠陥商品とは思っていない」と反論。
そして「われわれはこの溶融炉できちんと再処理工場を動かしたい」なんて、もう半分意固地になってるんじゃないの?その気持ちがヤバいでしょ。ハードル四つどこじゃないですよ。「ひとりひとり、ひとつひとつ」のハードル・・・ってコマーシャル作ったらどうでしょう。

東奥日報
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2009年5月2日

外部監査や活断層

「トラブル外部監査」や「耐震安全性再評価」。でも、まともに監査したり評価したりすれば、これ「ダメ」ってことになるでしょ・・・ってなくらい、いろんなところにガタがきている。この「監査」と「評価」も見守りましょう。
だけどもう危ない橋わたるの止めた方がいいと思います。  ハイ・・・。
で、先送りももう止めましょうよ。

デーリー東北
「トラブル外部監査へ 知事要請受け原燃」

「耐震安全性再評価で活断層検討手法に疑問の声も」


東奥日報
「耐震性判断を先送り / 再処理工場で国調査会小委」

「知事が外部監査を原燃に指示」