2010年3月30日

もう5年目突入…会社が不健全

再処理工場が2006年3月31日、年度内ギリチョン(としか思えない)でアクティブ試験に入ってから明日で5年目に入る。開始当初は1年5カ月でアクティブ試験を終え、本格操業に入る予定だったが、今回の7月の試験再開さえ???普通の会社だったら経営破たんじゃないの。しかもこれまでの保安規定違反16件。このいい加減な会社がまだ続けられているのは僕らの電気料金と税金のおかげか。もう会社自体が不健全なんでしょ。いい加減にしろよ!国も国だよ、こんな状況なのにこれから原発14基も作るってか!!もう僕らでこいつらを見はなした方がいいのかも・・・ってことで4月29日、六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット実行委員会vol.1「エネルギー大会議」を開催します。みなさんぜひ参加してください。

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2010年3月29日

国が原燃に保安規定違反を指摘

「放射性廃棄物を管理しているとは到底言い難い」と指摘するなら、この会社自体の健全性をちゃんと検討すべきだろう。
そして青森県は口頭で指示するだけか。
仮置きの放射性廃物は半端じゃない量だし、単なる仮置きじゃない。
写真と図をご覧ください。
PEACE LANDホームページ
プルトニウム10gといったらただじゃない量だぞ!


 経済産業省原子力安全・保安院は29日、六ケ所再処理工場で起きた低レベル放射性廃棄物の仮置き問題とプルトニウム溶液移送ミスについて、原子炉等規制法に基づく保安規定違反にあたるとして、4月9日までに改善策を報告するよう日本原燃に文書で指示した。また、県は同日、原燃側に口頭で注意した。

 指示文書によると、今月10日に発覚した廃棄物の仮置きでは、保安規定に基づく廃棄物管理計画を作成しないまま、発する放射線量が比較的高い低レベル廃棄物数百袋を仮置きしていた。また、同11日に発生した溶液移送ミスでは、プルトニウム約10グラムを含む溶液を本来入れるべきではない貯槽へ流し込んだ。

 保安院の真先正人・核燃料サイクル規制課長は取材に対し、原燃が廃棄物の種別や数量を十分把握していなかったことなどを挙げ、「放射性廃棄物を管理しているとは到底言い難い」と指摘した。

 原燃の鈴木輝顕副社長は29日、県庁で県環境生活部の名古屋淳部長に違反内容を報告し、陳謝。名古屋部長は「高レベル放射性廃液漏えいなど、一連の問題の再発防止策を進めている中で起きており遺憾」と述べた。

 原燃によると、本年度の保安規定違反は、文書による改善指示が今回の2件を含め計7件となった。また、最も軽度な違反の「監視事項」がこれまでに9件あり、保安規定違反は合計16件となった。

2010年3月18日

プルトニウム溶液を作業員が入れ間違う

このニュース…あきれます。日本原燃は自分の会社で何を扱っているのかまるでわかっていないんじゃないのか。
タンクの健全性や外部への影響はないとしている、ってか。会社の健全性が狂っているんだって!あの悪名高き京大の山名元でさえ「日本原燃はたるんでいる・・・」って言っている。
もうやめろ!!

東奥日報の記事は下の東奥日報をクリックして、出てきた「最新情報」のページの「ニュース」欄から「プルtぽに産む溶液を作業員が入れ違う(2010.3.18)」をクリックして全文を読んでください。

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2010年3月17日

電事連がプルトニウム利用計画発表

電事連が2010年度のプルトニウム利用計画を発表したが、その中に再処理工場で2010年度末までに取り出すプルトニウム約2.8トンの利用計画も公表している。しかし現時点までに取り出したプルトニウムは約2.3トン、じゃあ残りの0.5トンは何かといえば「工場が本格稼働する10月以降に約0.5トンを取り出す計画」とある。これは変な話だ、耐火れんがの回収さえ来月にずれ込み当初の計画からもう4カ月も遅れているというのに、10月の本格操業を前提にしている。またしても作業員へのプレッシャーではないだろうか。そして怖いのは本格稼働しないのにせん断だけ進めてしまうかもしれないということだ。そうなれば高レベル廃液がまた増える。
昨日の申し入れの際にそのことを尋ねたが、後日回答するということを言っていた。
16日には精製建屋内の漏えい検出装置が故障している。
ボロボロ再処理工場じゃないのか。

東奥日報「核燃・むつ小川原」の記事は下の東奥日報「核燃・むつ小川原」関連ニュースをクリックし、「ニュース」の項目からそれぞれをご覧ください。「電事連がプルトニウム計画発表」(2010.3.15)~

東奥日報「核燃・むつ小川原」関連ニュース
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2010年3月15日

六ヶ所村が国や県に不信感

今度はフランスからの低レベル放射性廃物を持ちこまれるかもしれないと六ヶ所村議会が国や県に不信感をぶつけているという・・・もし本気で不信感を抱いているのなら本気で拒否してほしい。これが交付金との交換条件にならないように、六ヶ所村たのむぞ!これを拒否できるのは当事者である六ヶ所村しかないんだから。

東奥日報の記事は下の東奥日報をクリックして、出て来たページの「▼核燃・むつ小川原の関連記事を見る」をクリック、そのページの「ニュース」の欄にある「廃棄物村にたまる」六ヶ所村議国や県に不信感(2010.3.13)をクリックして全文を読んで下さい。

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2010年3月11日

低レベル放射性廃物また仮置き

これまでに六ヶ所再処理工場の階段の踊り場などで見つかった低レベル放射性廃物の量は200リットルドラム缶に換算して8100本分。どれだけよ~!!!って感じだが、新たにドラム缶数十本分の低レベル放射性廃物が見つかった。しかも表面の放射線量は、最高で1時間当たり数十ミリシーベルトと比較的高いという。記事には「仮置き」ってあるが、ただほっぽいておいただけだろ。日本原燃・・・ひどい低レベルな会社です。広報の電話番号は 0175-71-2002。怒れ~!

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東奥日報は下の東奥日報をクリックして出てきたページの「ニュース」から「低レベル廃棄物を新たに仮置き(2010.3.10)」をクリックして全文を読んでください。
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2010年3月8日

高レベル放射性廃物9日入港

イギリスからの返還高レベル放射性廃物が9日六ケ所むつ小川原港へ入港する。
現地では10時から14時ころまで抗議行動を開きます。
参加できる方は直接むつ小川原港までお越しください。

日時:3月9日 10:00~14:00
場所:六ヶ所村むつ小川原港

2010年3月4日

高レベルな低レベル・・・

2日の記事に書いた「フランスとイギリスに再処理を委託した際に発生した低レベル放射性廃物」。3日のデーリー東北の記事を読むと低レベルと言いながら固化体の容器に詰められ、日本での処分方法も高レベルと同様に地下深くに最終処分するという。
資源エネルギー庁の「放射性廃棄物のホームページ」←クリック にはこう書いてある。「「TRU廃棄物」とは、低レベル放射性廃棄物のひとつで、使用済燃料の再処理などから発生し、放射能レベルが幅広く分布するなど、様々な特徴があります。そのため、放射能レベルに応じて複数の方法で処分され、レベルの高いものについては高レベル放射性廃棄物と同様に地層処分を行う必要があります。」それならばこれは低レベル放射性廃棄物と呼ぶべきではないでしょう。しかも、フランス分については2013年に返還されることが分かっていながら、受け入れる施設がないままこれまでいわば放っておいたと言ってもいいだろう。もしここで青森県が受け入れないとしたらどうするのだろう。ということは初めから青森県に持ってくることは見え見えではないか。青森県知事も2006年の要請時には“門前払い”したとしながら、それ以降電事連に対しても国に対しても、低レベルの受け入れ施設を探すように言ってこなかったということは、結局こうなることは分かっていたはずだ。ここにもこの国、いやもっと言えば県も市町村も国民をも含めた(もちろん僕自身も含めてだ!)エネルギー問題に対するいい加減さが露わになった。
実は僕も今日はじめてTRU廃棄物の意味を知りました。そうかこれが鰺ヶ沢が誘致しようとしていたやつか!

デーリー東北「低レベル廃棄物受け入れ要請 知事回答保留」
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デーリー東北「六ケ所村長態度軟化 返還低レベル受け入れ要請」←クリック




















僕らはこれからもっと積極的にエネルギーの在り方を考えていかなければならない。
ということで、来週3月13日に八戸で6ラプ市民サミット世話人会が主催して「竹村英明講演会~原子力に頼らないエネルギーを考える~」というイヴェントがあるので、ぜひ参加してほしい。詳しくはPEACE LANDのホームページで・・・←クリック

2010年3月2日

また核のゴミを・・・

フランスから返還される低レベル放射性廃物をまた青森に持ってこようとしている。そして三村知事は受け入れの検討開始を示唆したという。どこまで言いなりなんだ、馬鹿やろ~!そんなにゴミがほしけりゃ自分のとこの土建屋の敷地内にでも埋めろよ!!そうです、三村の実家はおいらせ町で「三村興業社」っていう土建屋をやっています。そして青森県で問題なのは蝦名っていう副知事。核燃サイクルを牛耳っているのはこの副知事だと思うよ。とぼけた顔して悪いやつです。
とにかく、青森を核のゴミ捨て場にするな~~~~!!

デーリー東北「返還低レベル廃棄物 国が県、村に受け入れ要請」←クリック