2011年2月25日

ガラス固化研究施設新設

日本原燃は、現在のオンボロガラス溶融炉に代わる新型の炉を開発するための研究開発施設を原燃の敷地内に建設すると発表しました。TVのニュースによると、建設費は国から支援を受けるということ。総工費180億円。結局は税金から・・・。

東奥日報「ガラス固化研究施設新設/六ケ所」←クリック

デーリー東北「固化体技術開発施設建設へ 再処理工場」←クリック

2011年2月24日

今度は六ヶ所村に5億円

毎回お金の話ばかりで申し訳ないです。
さてさて、今度は「原燃と電事連が六ケ所村に5億円寄付」だって。ついこの前再処理工場の操業が2年延期になって2000億円を電気利用者が負担って記事があったばかりじゃない。
その上、六ヶ所村の温泉「ろっかぽっか」の改修工事に2億5千万円を寄付・・・ってまあこれは原燃の関連会社が運営しているんだけど、とにかく「源泉かけ流し」の温泉のように金をばらまいて、これを「原燃かね流し」と言います。青森県に落とされる「核燃マネー」も半端じゃないっすよ!

デーリー東北「六ケ所村に5億円寄付 原燃と電事連」←クリック

デーリー東北「2011年度予算をみる 青森県(上) 核燃マネー 制度改正で交付金拡充」←クリック

2011年2月22日

再処理工場2000億円ヨロシク!!

再処理工場の本格操業が2年延期になって、今までも2兆1900億円かかってしまいましたが、さらに2000億円かかることになりました。電気使っているみなさん、この負担をお願いします。ってホントに湯水のように金使って、そのお返しに放射能バラまきますってか・・・

デーリー東北「再処理工場完成延期 2000億円負担増に」←クリック

2011年2月18日

お金もらえばいいんですか?

「海外から返還される放射性廃棄物の受け入れに絡み、青森県は17日までに大間町、風間浦村、佐井村の3町村へ2011、12年度の2カ年で総額1億2千万円を支援する方針を固めた」って、もう金で黙らせようっていう魂胆丸見え。もう悲しくなってくる。

デーリー東北「大間、風間浦、佐井3町村へ1億2000万円支援」←クリック

2011年2月10日

再処理工場/何の視察?

アメリカ政府の核燃料サイクル事業に関わる諮問機関が六ケ所の再処理工場を視察したらしい。記事には「米政府はこれまで、原発で生じる使用済み燃料を再利用せず、最終処分する方針を示してきた。ただ核不拡散などの観点からオバマ政権は昨年1月、大学教授やシンクタンク代表など有識者15人で構成する同委を組織、核燃料サイクル事業の実施を検討している」とあるけど、核燃料サイクルを実施するってことは、プルトニウムを取り出すってことでしょ。何だかおかしい!!このお漏らし工場のあと、福井の金喰いもんじゅにも行くという。こんなオンボロ工場を視察して、何の検討材料にするんだろう。不可解だ!

デーリー東北「核燃料検討材料に 米政府諮問機関が視察」←クリック

2011年2月8日

漏らし屋日本原燃いいかげんねん

六ケ所の日本原燃、今度はウラン濃縮工場で洗浄水7ℓを漏らした。
記事中の「協力会社」っていうのは下請けのこと。ただ協力会社って言われたって意味分かんないでしょ。
で、「ごく微量の放射性物質を含む」とか、決まり切った「外部への影響はない」って言ってるけど、こうまで漏らしてばっかりだと、この会社の言ってることは何を言っても信じられん!!もう工場の設備も、会社の体質もガタガタじゃないの?

デーリー東北「ウラン濃縮工場で洗浄水7リットル漏れる」←クリック

2011年2月4日

大間原発の電気のゆくえ

今日のデーリー東北に「MOX燃料を遠隔監視/大間原発」って記事。「MOX燃料の遠隔監視実施は世界で初めて。」ってことより、この大間原発ができた暁には、この原発でできた電気、日本の9電力会社が買うんだってよ。もちろん九州電力も四国電力も中国電力も・・・ってことは、大間原発の電気は遠隔配電なんです。アホです。結局この原発は、六ケ所で作ったプルトニウムが高速増殖炉で使えなくなっちゃったから、行き場のないプルトニウムを使うための原発だってことが見え見えです。もう原発の目的が発電じゃなくなってるんじゃないの?意味分かんない!

2011年2月2日

反核屋ツアー中の原子力

地球とともにとPEACE LANDのコラボレーション・プロジェクト「反核屋」のツアーで1月28日から31日まで留守にしていました。その間にも地元の新聞にはいろいろ原子力関連の記事が載っていました。
まずは28日、「東電東通原発 工事現場を報道陣に公開」の記事。
この原発は東京電力の供給地である関東周辺から一番遠い原発で、運転開始は6年後の2017年3月の予定。

同じ28日、これはこの地方の記事ではありませんが「イラン:原発、あわや大惨事 サイバー攻撃受け、一時崩壊の恐れ」という記事。
ネット社会だとこんな原発事故も考えなくてはいけないんですね。やっぱり「原発イラン」ですね。

翌29日には「再処理工場試験再開ずれ込みも」の記事。
それでも「多少ずれても全体工程に影響はない」と強調・・・

30日日曜日には青森県の全面広告「りんご娘の教えて放射線」。
このりんご娘は弘前アクターズスクールから誕生したダンス&ボーカルユニット。何の知識もないギャルを使って、青森県が放射線のPR。あ~ぁ・・・。























31日は毎月末の「むつ小川原開発 月間レポート」。
これはこの1ヶ月間にあった核関連事業の出来事を簡単にまとめた、デーリー東北独自の企画。

そして同じ31日には「時代を読む」という連載に、青森県原子力技術コーディネーターの稲田吉久氏が取り上げられていました。はて、この「原子力技術コーディネーター」とは何者なんだろう?メンテナンス業務参入を支援する「被曝労働斡旋屋」・・・なんて思うのは僕だけでしょうか。
そしてもう1つ、1月26日に十和田市で東北電力が主催し、気象予報士の村山貢司氏を招いての「エネルギー講演会」。まあ要するに最後には、異常気象の原因とされるCO2を削減するためには、発電で太陽光や風力、原子力などを組み合わせる「ベストミックス」を推進しよう・・・という話になるんですね。



これを多いと見るか、少ないと見るかは・・・あなたの判断ですが、4日間でこれだけ「原子力関連」の記事が一紙に掲載されているんですね。