2011年2月2日

反核屋ツアー中の原子力

地球とともにとPEACE LANDのコラボレーション・プロジェクト「反核屋」のツアーで1月28日から31日まで留守にしていました。その間にも地元の新聞にはいろいろ原子力関連の記事が載っていました。
まずは28日、「東電東通原発 工事現場を報道陣に公開」の記事。
この原発は東京電力の供給地である関東周辺から一番遠い原発で、運転開始は6年後の2017年3月の予定。

同じ28日、これはこの地方の記事ではありませんが「イラン:原発、あわや大惨事 サイバー攻撃受け、一時崩壊の恐れ」という記事。
ネット社会だとこんな原発事故も考えなくてはいけないんですね。やっぱり「原発イラン」ですね。

翌29日には「再処理工場試験再開ずれ込みも」の記事。
それでも「多少ずれても全体工程に影響はない」と強調・・・

30日日曜日には青森県の全面広告「りんご娘の教えて放射線」。
このりんご娘は弘前アクターズスクールから誕生したダンス&ボーカルユニット。何の知識もないギャルを使って、青森県が放射線のPR。あ~ぁ・・・。























31日は毎月末の「むつ小川原開発 月間レポート」。
これはこの1ヶ月間にあった核関連事業の出来事を簡単にまとめた、デーリー東北独自の企画。

そして同じ31日には「時代を読む」という連載に、青森県原子力技術コーディネーターの稲田吉久氏が取り上げられていました。はて、この「原子力技術コーディネーター」とは何者なんだろう?メンテナンス業務参入を支援する「被曝労働斡旋屋」・・・なんて思うのは僕だけでしょうか。
そしてもう1つ、1月26日に十和田市で東北電力が主催し、気象予報士の村山貢司氏を招いての「エネルギー講演会」。まあ要するに最後には、異常気象の原因とされるCO2を削減するためには、発電で太陽光や風力、原子力などを組み合わせる「ベストミックス」を推進しよう・・・という話になるんですね。



これを多いと見るか、少ないと見るかは・・・あなたの判断ですが、4日間でこれだけ「原子力関連」の記事が一紙に掲載されているんですね。