2008年12月31日

原子力委・近藤委員長の一問一答

東奥日報に掲載された原子力委員会委員長の近藤俊介へのインタヴュー、ホントに原子力関係者の方々…口は達者です。っていうか核心に触れずに話すのがお上手で・・・、今年もこんなうやむやな話で終わりにしたか。
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それではみなさん、2009年・良い年にしましょうね。

2008年12月28日

難航 ガラス固化 六ヶ所村・再処理工場

デーリー東北「難航 ガラス固化 六ヶ所村・再処理工場」という特集が、上・中・下の3回連載で始まりました。図も使いわかりやすく説明しています。
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2008年12月25日

耐火レンガまで壊しちゃった part.2

溶融炉の耐火レンガまで壊しちゃった・・・その2。
今日の新聞から
まずはデーリー東北1面の記事
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そして3面にも関連記事
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そして東奥日報:東奥日報の記事はこの下の「東奥日報」をクリックしただけだと短い記事しか読めません。「▼核燃・むつ小川原関連の記事を見る」をクリックして、ニュースの各項目をクリックすると全文が読めます。
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そしてやっぱり落ちたレンガが炉底部をふさいでいる可能性があり、ドリルを入れてレンガを削るらしい。
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2008年12月24日

耐火レンガも壊れてる!

棒が曲がった、窓が開かない、棒が引っ張りだせない・・・そして耐火レンガまで壊しちゃった!!あ〜あ・・・「もうむちゃくちゃでござりまするわぁ〜」←アチャコ、なんていっても若い人たち知らないよね。

というわけで、曲がった棒を無理やり引っ張りだして、中にTVカメラを入れて見たら・・・「あっ・・・耐火レンガが壊れて炉の底に落っこちてる!」
原燃が青森で記者会見して発表しました。
それによると落ちた部分は約24cm×約7cm×約14cmで、重さは約6kgということです。


動画は「ぴ〜すらTV」で・・・!



2008年12月21日

どっからそんな金出てくるの?

ガラス固化の技術開発に、向こう3年間で70億円を国が補助すると言う。
なんでしょう?この電力関係企業の位置・・・あるときは民間、あるときは国営みたいで都合よすぎ!!
そして高レベル放射性廃棄物の最終処分事業の推進の理解促進事業に53億円だって!
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2008年12月20日

引き抜きにくい棒だ!

溶融炉の中で曲がった金属棒を上部を解体して取り出すのかと思ったら、解体するのはほんのちょっとの部分で、あとは小さな口から曲がった棒を無理矢理引っ張りだすようです。
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原燃報告書←クリック(最後のページの解説が下記の図です)















これがガラス固化溶融炉があるセルです。もうブレードランナー的世界で、やること原始的・・・。

原燃解説←クリック(6ページが六ヶ所のガラス固化施設です)





2008年12月18日

ガラス溶融炉の上部解体

ガラス溶融炉に金属棒を突っ込んでかき混ぜようとしたら、棒が曲がっちゃったんで試験が出来なくなっちゃいました。それでその金属棒を溶融炉から抜き取ろうとしたら、棒がL字型に曲がってるんでそのままじゃ引き抜けない。しかたないから特殊耐火れんがでできた溶融炉の上部を解体することにしました。それって解体なの、それとも壊すの?その溶融炉はどうなるんだろう?また直して使えるの?これでまた金かかっちゃうんじゃないの?それって誰の金?
いいかげんねんにしろよ!
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2008年12月16日

浜岡原発解体後の廃棄物六ヶ所へ

静岡にある浜岡原発1、2号機が廃炉の方向に進みそうです。
日経ネット←クリック
「大きな古原発」なんていう歌がブームになっているなんていうニュースもあります。
大きな古原発←クリック
さて廃炉になるのはいいけど、放射能で汚染された原発を解体すればとうぜん放射性廃物が出てきます。原発から出る放射性廃物は全部低レベル放射性廃物のくくりの中に入れられています。たとえば制御棒や原子炉内構造物に関してもです。で、その低レベル放射性廃物をどう処分するか、という問題が当然出てきます。
そこで今日のデーリー東北のニュースです。
見出しはこうです。「浜岡原発廃炉検討 解体後の廃棄物六ヶ所へ」
そうです、また原子力発電をする事で生まれるゴミを六ヶ所に持ってこようとしているんです。青森県はゴミ箱じゃないぞ!
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そしてもう1つ気になるのが「クリアランス」という制度。これは原発を解体したあとに出る放射線量が0.01ミリシーベルト以下の放射性廃物は、普通の産業廃棄物や家庭から出る一般ゴミと同じように処分できる制度です。
これについては「グリーン・アクション」のホームページに[放射性廃棄物のスソ切り問題]というページがあるのでご覧下さい。

2008年12月13日

白鳥が来ない!

いつもなら200〜400羽の白鳥が飛来するおいらせ町の間木堤。でも今年は20羽程度、日によっては人気確か観られないとも・・・。餌付けを自粛したためって書いてあるけど、それだけだろうか?だいたい飛来した白鳥に餌付けをすること自体どうかと僕は思います。
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2008年12月12日

固化体製造中断 棒の折れ曲がり原因

再処理工場のガラス固化体溶融炉に入れた撹拌棒が引き抜けなくなっていたのは、棒が折れ曲がっていたためと原燃が発表。以前から溶融炉に白金属が溜まることを指摘されていたにもかかわらず、不完全な技術のままアクティブ試験を続けてきた日本原燃。
これは説明会を開き、ちゃんと県民、また危惧している人たちへ説明すべきではないでしょうか。「透明性、誠心誠意・・・」と言い続けてきたなら、今こそそれをちゃんと実行すべきではないでしょうか。
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現在ガラス固化体の製造が止まっているため、高レベル放射性廃液が工場内に溜まっています。僕らがどのくらい溜まっているかを聞いても、原燃は営業上の秘密と言って教えてくれません。でもだいたいの量を試算すると250立方メートルくらい溜まっているはずです。もし何か事故があり(たとえば地震など)この液体の0.5%が外部に漏れただけでも、大変な事故につながります。青森はもちろん全滅です。

2008年12月8日

デーリー東北「きょうの時評」

デーリー東北「今日の時評」は「再処理工場 原燃の技術力は大丈夫か」と題して、現在中断中のガラス固化体製造〜活断層問題にも少し触れ、「再処理工場に対する青森県民の不安や不信は増しているだろう、原燃は早期に現状に関する説明会を開催し、県民の不安解消に勤めるべきだ。」としめくくっている。
そう、情報の透明性や誠意を持って・・・ということを言うならば、今こそちゃんとした説明をするべきではないでしょうか。しかもたくさんの県民が参加できる日程をちゃんと組んで・・・と付け加えたいです。
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同じ今日の紙面に、昨日青森市で開かれた石橋克彦さん、渡辺満久さんの記事も載っていました。
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2008年12月2日

原燃の技術力に疑問 さらに遠のく信頼確立

3度目の正直ならぬ「ガラス固化体製造3度目の中断」の関連記事。
もともと信頼なんかしてないけどね・・・。
今日のデーリー東北3面から
そして1面には


2008年12月1日

TVカメラが入りま〜す

再処理工場、ガラス固化体製造試験で、溶融炉に入れた撹拌(核反?)棒が抜けないので、炉内にTVカメラを入れて観察するという。もう「おんぼ炉」って感じです。
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こんな状況の中、読売新聞の社説では「再処理工場 完成へ向けた支援が必要だ」と書いている。
記事の中での発言「暫定的に、運転の目標を切り下げたり、試験工程を見なおしたり、という次善の策も検討してはどうか。」
「ウラン資源を有効利用し、放射性の廃棄物を減らすのが目的だ。」
読売新聞←クリック 11月27日付けの『再処理工場 完成へ向けた支援が必要だ」をクリック
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