2008年12月12日

固化体製造中断 棒の折れ曲がり原因

再処理工場のガラス固化体溶融炉に入れた撹拌棒が引き抜けなくなっていたのは、棒が折れ曲がっていたためと原燃が発表。以前から溶融炉に白金属が溜まることを指摘されていたにもかかわらず、不完全な技術のままアクティブ試験を続けてきた日本原燃。
これは説明会を開き、ちゃんと県民、また危惧している人たちへ説明すべきではないでしょうか。「透明性、誠心誠意・・・」と言い続けてきたなら、今こそそれをちゃんと実行すべきではないでしょうか。
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現在ガラス固化体の製造が止まっているため、高レベル放射性廃液が工場内に溜まっています。僕らがどのくらい溜まっているかを聞いても、原燃は営業上の秘密と言って教えてくれません。でもだいたいの量を試算すると250立方メートルくらい溜まっているはずです。もし何か事故があり(たとえば地震など)この液体の0.5%が外部に漏れただけでも、大変な事故につながります。青森はもちろん全滅です。