2009年8月20日

非常用電源装置の操作ミスで停止/再処理工場

再処理工場のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)貯蔵建屋の非常用電源装置のうち1台が、社員の操作ミスで約17時間半停止するトラブルがあった、というニュースを読みぞっとしました。
再処理工場には今高レベル放射性廃液が240m3貯まっていて、これはたえず冷却攪拌していないと行けません。何かの事故で15時間電源供給ができない状態が続くと、沸騰、爆発も考えられるほど危険な物質です。もしここでこんなトラブルがあったら、と思うと、今回のミスも恐ろしくなります。要するに人間が制御できる代物ではないんです。

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