2009年12月15日

漫画「美味しんぼ」に原燃が意見

「美味しんぼ」新シリーズ・食と環境で再処理工場のことが取り上げられました。それに対して日本原燃が「施設の安全性などに誤解や不安を抱かれる懸念がある」として、ホームページ上で見解を発表しました。

以下「東奥日報記事
漫画「美味しんぼ」に原燃が意見

 小学館の週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」の人気漫画「美味(おい)しんぼ」が六ケ所六ヶ所再処理工場について取り上げ、日本原燃が14日までに「施設の安全性などに誤解や不安を抱かれる懸念がある」として、ホームページ(HP)上で見解を発表した。

 「美味しんぼ」は、今月7日発売の新年1号などで国策事業による環境問題の一つとして再処理工場を扱い、大事故が発生した場合の危険性や、高レベル放射性廃棄物の最終処分問題などを指摘している。

 これに対し、原燃の見解では「事業内容などの記載が不十分」として、放射性物質による人体への影響や安全対策、再処理事業の意義などを説明している。

 原燃報道部は取材に対し、工場操業による環境への影響は低い、などと漫画の中で説明している点は「配慮がなされている」としながらも、事故の危険性を繰り返し言及していることなどについて「読者が漠然と不安や懸念を抱く可能性がある。批判はしないが、読者に対して説明すべきことは説明したい」としている。

 小学館広報室は「反論や抗議ではないので特に申し上げることはない」としている。

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この「美味しんぼ・六ヶ所〜十和田取材」はYAMがご案内しました。