2010年4月13日

落下レンガの回収難航…どんな自信?

再処理工場のガラス固化溶融炉、初めは1週間~10日でレンガが回収できると言っていたが、10日たった現在も難航している。マジックハンド状の装置は4 本しか用意していない。原燃の資料には次のような記述がある「なお、回収冶具の強度低下の観点からレンガ把持操作2回毎に、回収冶具を交換する。」とある。さてこれまでに冶具を何本使ったのだろう?じゃあレンガがつかめなかったらどうするのだろう?この解説は「レンガが把持できない 1.レンガが炉底斜面に存在する→炉内でレンガ回収冶具を傾けてレンガを把持する。それでも回収できない場合は底部電極中央部にレンガが存在しないことを確認したうえで(流路が確保されたことを確認したうえで)、ガラスの抜き出しを試みる。」と書いてある。意味がよく分からない?
そしてまたしても原燃の川井社長は「高いハードルだが、回収できる自信はある」なんて言っている。どんな自信だろう?

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