2010年8月17日

いいかげんねん

日本原燃再処理工場の排気筒に設置した流量計の値が基準範囲外だったのに、その数値が適切かどうかを評価していなかった事例が28件もあった。この流量計は、排気筒から放出する放射性物質濃度や放出量を計算するために使用するという。ならばこの数値は再処理工場にとってはものすごく重要な数値のはず。原燃は「数値の記録が見づらく、確認作業をした社員が見落としていた」と言っているが、なぜそんな見づらい記録の仕方をするのだろう。例によって「周辺環境への影響もない」と言っているが、問題は会社の在り方自体ではないのか。それにこんなに何度も何度も保安規定違反をおかしておきながら、この会社を営業させている日本の原子力政策も大問題だ!

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