2010年1月7日

隠してしかできない核仕事(隠し事)

イギリスからの高レベル放射性廃棄物が六ヶ所に運ばれてくる。まあこれはイギリスに委託した仕事だから、そこでできたゴミを引き取るのは当然だろう。イギリスから船に載って超危険な放射能のゴミが返ってくる。もし途中で何かあったらと思うと・・・あ〜考えたくない!でも考えたくないでは済まされない問題だ。テロ対策防止策の一環で入港予定日を明らかにしないと言う。でもテロを考えるようなやつらにとってはそんな情報収集はいくらでも可能だろう。原子力を、いや核を人間が使うかぎりこういう問題はなくならないだろう。核の廃絶とは原子力も含めて考えるべきだ。
しかも六ヶ所に運ばれてくる高レベル放射性廃棄物は東京電力、関西電力、四国電力、九州電力で使った核燃料からできたゴミだ。
しかもしかも、最終的な処分地は今だに決まっていない。六ヶ所村ラプソディーの中で、東京大学の班目教授は「けっきょくはお金でしょう!」とのうのうと言った。
青森県の三村知事は自分で高レベル放射性廃棄物を作る許可を出しておいて、そのゴミは自分のところには置きたくないと言って閣僚に確約を取って回っている。
事業者も政府もマスコミも「エコだ。リサイクルだ。」と言いながら、この超危険なゴミのことに関してはダンマリを決め込む。しかもNUMOに至っては「このゴミはお前たちの責任なんだから、どうにかしろ!」というようなコマーシャルを垂れ流している。
核に平和利用なんてない!
1日も早く手を引くべきだ。それにしても世界中にはすでに沢山の核のゴミが散らばっている。

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